2018年 6月 の投稿一覧

由比ガ浜通りの沿道が紫陽花で彩られています。紫陽花がどこでも見れる計らいに感謝。

鎌倉では紫陽花が見頃を迎えています。
紫陽花の名所といえば、鎌倉では長谷寺、亀ヶ谷切通し。北鎌倉では明月院、円覚寺が挙げられます。

由比ヶ浜通りは、鎌倉駅から長谷駅を目指す途中に通る大通りです。
毎年そこでは沿道があじさいで彩られます。小さな紫陽花の苗を街頭においてくれる町内会に感謝です。

5月末から飾られているので、ここ数日の日照りで花びらが縮み始めているものがあります。まだまだ目を楽しませてくれそうです。



由比ヶ浜通りに沿道のお庭からも、紫陽花が顔を出していたりします。
鎌倉文学館前の交差点にある紫陽花は、 数色の花が一箇所に咲いています。賑やかな一角です。

由比ガ浜通りは鎌倉駅西口から長谷寺へ向かう道路です。これらの紫陽花は道中で見れます。

円覚寺夏期講習にて鎌倉大仏の奥深さを思い知りました!

北鎌倉駅の円覚寺見て夏期講座を受講してきました。
夏を感じさせる日差しの中でも、大勢の方が集まっております。

開校時間の8時30分には講堂の中が満席になるほどの参加者が集まっていました。園庭から吹く風が涼やかで心地よいです。
講堂内は写真撮影禁止。

6月3日の当座の内容は次のようになっています。各講座は60分ほど。

第一限目 円覚寺派 横田 南嶺 管長

参加者全員が胸の前に手のひらを合わせて、心身統一するところから始まります。その一時は静謐。
数百人が講堂に集まってるというのに、誰もが音を立てていません。園庭の池の水音が講堂に響くほどの静けさでした。
続いて管長と合わせて読経。参加者に配布されている冊子から、延命十句観音経、延命十句観音和讃を読みます。以上で講座のウォーミングアップ(?)が終わりました。

講座の主な内容は「無門関」。

無門関(むもんかん、無門關)は、中国南宋時代の無門慧開(1183年-1260年)によって編まれた仏教書、または禅宗で禅書・公案集と呼ばれる著作
(wikipediaより)

管長による柔和な語り口で、禅について説いていただきました。

理解できたところをまとめると、
「戒を守ることによって、戒に守られる」
→五戒を守り、節度をとれた生活こそ大事である。

五戒(ごかい)とは、仏教において女性・男性とを問わず、在家の信者が守るべきとされる基本的な五つの戒のこと。
不殺生戒(ふせっしょうかい, 梵: prāṇātipātāt prativirataḥ[1]) – 生き物を故意に殺してはならない。[2]
不偸盗戒(ふちゅうとうかい, 梵: adattādānāt prativirataḥ[1]) – 他人のものを故意に盗んではいけない。[2]
不邪婬戒(ふじゃいんかい, 梵: kāma-mithyācārāt prativirataḥ[1]) – 不道徳な性行為を行ってはならない。[2]
不妄語戒(ふもうごかい, 梵: mṛṣāvādāt prativirataḥ[1]) – 嘘をついてはいけない。[2]
不飲酒戒(ふおんじゅかい, 梵: surāmaireya-madyapramāda-sthānāt prativirataḥ[1]) – 酒などを飲んではいけない。[2]
(wikipediaより)

「仏は外ではなく、己の中にある」
→外へ外へと求めるのではなく、自分が今ここにいると言う実感こそが大事である。

 

第二限目 鎌倉大仏高徳院 佐藤 孝雄 住職

慶應義塾大学文学部教授として研究をされている佐藤住職のお話です。「鎌倉大仏と調査研究の曼荼羅」と題した講座は濃密でした。
「平成の大調査」と呼ばれる鎌倉大仏の調査の発表や、吾妻鏡や太平記から読み取れる大仏建立と大仏殿の倒壊時期の調査、 鎌倉大仏の腐食状況の調査、大正時代の鎌倉大仏の写真から読み取れる植物の変化、など徹底した調査研究が怒涛のごとく語られました。

主な内容は過去のシンポジウムと一部重複していると思うので、こちらのリンクをご参照ください。

「大仏の研究は、 考古学、 地理学、化学、 自然科学、文化学、歴史などが複雑に絡み合う学問の”曼荼羅”となっている」と佐藤住職はおっしゃいました。
大学で一つの学問を学ぶより、こうした総合的な調査研究をしたほうが本物の学問なんじゃないか。住職の行動力に感化されます。

聴講を終えて

境内のあじさいを眺めて駅に戻ります。
北鎌倉駅のホームはご覧のような状態です。明月院と円覚寺の紫陽花を見に来られた方々と思われます。

午前8時でもこれぐらい混んでいたので、明月院は拝観できる状態ではないでしょう。
紫陽花を見るなら平日に行くことにします。