📝 この記事を書いた理由
約2ヶ月前に私自身がブルーマジックで磨いた同僚の車両(約2年半ノーメンテだった車両)です。その後の経過を見ていたところ、作業の前から、後輪だけに黄ばみが出ているのに気づいていました。金色から茶褐色に近い変色で、この種の黄ばみを見たのは初めてです。そこで同僚に了承をもらい、下地処理を兼ねてこの黄ばみに水研ぎで挑みました。この記事は、その一続きの記録です。取れた部分も、残った部分も、そのまま書いています。
※この記事で言う「検証」は、研究室での厳密なものではありません。現役トラックドライバーが現場で実際に磨いて、どうなるかを自分の手で確かめる、という意味です。断定するのは自分が観察した事実だけにとどめ、原因や理由の部分は「〜な気がする/感じた/かもしれない(未確認)」と分けて書いています。特定の製品を押し付けたり、「この剤はダメ」と決めつけたりはしません。
- 後輪の黄ばみは、1回目の水研ぎ(ピカール液・ネリ)では取りきれなかった — が、1週間後にピカールネリで下地処理をやり直したところ、酸性クリーナーを使わずにほぼ除去できた(リム部にうっすら残りあり)
- 前輪の白いくすみはピカール液の水研ぎで落ちて、光沢が戻った
- ネリのほうが黄ばみは少し落ちたと感じた(同一条件で並べた比較ではない)
- 前回のBM単独磨きの後に残っていた白い斑点は、液・ネリのどちらでも落ちた
日々の業務をこなしながら車両を綺麗に保っているトラックドライバーの皆さま、いつもお疲れ様です。
後輪だけに黄ばみが出ていた
この車両は、約2ヶ月前に私自身がブルーマジック単独で磨いたものです(そのときの記録はこちらの記事)。その後どう変化するかを見ていたところ、作業する前から、後輪だけに黄ばみが出ているのに気づいていました。金色から茶褐色に近い変色です。そこで今回、同僚に了承をもらい、下地処理を兼ねてこの黄ばみがどうなるかを確かめることにしました。それがこの記事の1回目の作業です。
これまで自分の車両や別の車両を磨いてきましたが、この種の黄ばみを見たのは初めてでした。白いくすみや白サビのような斑点は何度も見てきましたが、面全体が黄色〜茶色に変色しているのは初めてのケースです。
この記事は、その黄ばみに水研ぎで挑んだ記録です。ピカール液とピカールネリの両方で試しました。
黄ばみの観察(見たままの事実)
まず、原因の話に入る前に、見たままの事実だけを整理しておきます。
- 後輪全体に黄ばみがあった — 金色から茶褐色に近い変色
- 前輪は白いくすみだけで、黄ばみはない
- 同型の、一度も磨いていない車両のホイールは黄ばんでいない
- この車両は、約2ヶ月前に私自身がブルーマジック単独で磨いている — 磨いた後は中性洗剤で洗浄し、水分も拭き取った
1回目の作業(2026年7月11日)
当初は、全輪をピカール液の水研ぎで行う予定でした。ですが後輪の黄ばみが思ったより手強く、途中でやり方を変えています。順を追って書きます。
作業前の状態(後輪の黄ばみと、前輪の対照)
右側(前輪・後輪2本)— ピカール液の水研ぎ
まず右側の前輪・後輪の2本を、予定どおりピカール液の水研ぎで磨きました。結果は次のとおりです。
- 前輪 — 白いくすみが落ちて、光沢が戻った
- 後輪 — 黄ばみはあまり取れなかった
左側(前輪・後輪2本)— ピカールネリの水研ぎに変更
後輪の黄ばみがピカール液ではあまり取れなかったため、左側の前輪・後輪の2本はピカールネリの水研ぎに変えて試しました。
- ネリのほうが、後輪の黄ばみは少し落ちたと感じた(主観です。同じ条件で並べて測ったわけではありません)
- ただし黄ばみは液・ネリのどちらでも残った — どちらも多少マシになった程度
ピカール液とネリの水研ぎ後(後輪の後ろで比較)
白い斑点は液・ネリのどちらでも落ちた
黄ばみとは別に、この車両には前回のブルーマジック単独磨きの後に残っていた白い斑点(白サビのようなもの)がありました。この白い斑点は、ピカール液・ピカールネリのどちらでも落ちました。
つまり今回の作業では、白い斑点は取れたものの、黄ばみだけが残った、という結果でした。
黄ばみの原因について(事実と推察を分ける)
ここからは黄ばみの原因の話ですが、観察した事実と自分の推察をはっきり分けて書きます。
観察した事実
- 磨いていない(同型の)車両は黄ばんでいない
- 同じ日に磨いた前輪は黄ばんでいない
- 過去に磨いた後輪だけが黄ばんだ
- 磨いた後、洗浄(中性洗剤)と水分の拭き取りはしていた
推察(確かめてはいない)
ここから先は推察であり、確かめてはいません。磨き剤の保護成分などが面に残り、後輪の熱などの条件と重なって変色したのではないか、と考えています。
ただし、これは特定の製品が悪いという話ではありません。磨いた後の面は、放置すると変化することがある——今のところは、その程度の整理にとどめておきます。原因を断定できるだけの材料は、まだ手元にありません。
2回目の作業(黄ばみに集中して挑む)
1回目の下地処理から1週間後の2026年7月18日、黄ばみに集中して2回目の作業を行いました。まず中性洗剤で洗ってから作業しています。脱脂剤は使っていません。
1回目は右側をピカール液、左側をピカールネリと分けて試しましたが、その時点でネリのほうが黄ばみに効いていると感じたため、2回目は後輪4面すべてをピカールネリの水研ぎに統一しました。
作業時間は、1面あたり約1時間。4面で計約4時間かかりました。結果としては、黄ばみはほぼ除去でき、鏡面も回復しました。
右後輪 前
右後輪 後ろ
左後輪 前
左後輪 後ろ
ただし、リム部分にうっすら残る箇所がありました。これに気づいたのは、水研ぎのあとに中性洗剤で洗浄し、拭き取って乾燥させた後です。作業直後の濡れた状態では分からず、乾いてから初めて見えてきました。
この経験から自分は、取れたかどうかの判定は乾燥後に行うほうがよいと感じました。濡れているうちは取れたように見えても、乾くと残りが見えてくることがあるからです。
今回、酸性クリーナーは使っていません。残った部分についても、磨く回数を重ねれば取れるだろうと判断しました(これは自分の見立てです)。
まとめ
2年半ノーメンテだった車両を磨いたあと、後輪に出てきた金色〜茶褐色の黄ばみは、ピカールネリの水研ぎで、酸性クリーナーを使わずにほぼ除去できました。工程としては、下地処理(1回目)を行い、その1週間後にネリの水研ぎで下地処理をやり直す(2回目)という流れです。時間の目安は、1面あたり約1時間でした。
原因については、まだ推察の域を出ません。磨いた後輪だけが黄ばんだという観察から、磨き剤の成分の残留と、熱などの環境要因が関係した可能性を考えています。ただし、磨いた履歴のない車両でも別の形の変色を見かけることがあり、黄ばみに至る経路は一つではないのかもしれません(未確認)。ここは断定せず、引き続き観察していくつもりです。
もし同じような黄ばみに気づいたら、自分ならまず水研ぎで様子を見ます。どの剤で下地を整えるかは面の状態によるので、ホイール下地処理の使い分けガイドも参考にしてみてください。もちろん、どの方法を選ぶかは人それぞれです。
今回は下地処理までの記録です。この上からブルーマジックで仕上げるかどうかは、しばらく経過を見てから決めるつもりです。この車両は2026年7月11日を起点に月1回のペースで観察を続けており、変化があればまた記録します。