磨き比べレポート

マザーズ・オートソルはブルーマジックより光る?
アルミホイールで磨き比べた正直な結論

公開 2026-06-13 / 更新 2026-06-13 / 現役トラックドライバー

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📝 この記事を書いた理由
トラックのアルミホイールを磨く研磨剤はいろいろあります。私はふだんブルーマジック(以下BM)を使っていますが、有名どころのマザーズ(Mothers)オートソル(AUTOSOL)も気になっていました。そこで今回、同じ日に同じ車両のホイールで3種を磨き比べてみました。結論を先に言うと、仕上がりのツヤは正直どれも互角でした。差が出たのは「ツヤ」ではなく「使い心地」のほうです。良かった点も、はっきりしなかった点も、そのまま正直に書いています。

※この記事で言う「比較」は、研究室での厳密な検証ではありません。現役トラックドライバーが現場で実際に磨いて、本当のところどうなのかを自分の手で確かめる、という意味の比較です。

※あくまで今回1回の体験での感触です。しかも力の入れ方や使用量を完全には揃えていません。条件によって結果は変わります。

日々の業務をこなしながら車両を綺麗に保っているトラックドライバーの皆さま、いつもお疲れ様です。

今回の前提条件(ここが大事)

先に、今回の比較の前提条件をはっきりさせておきます。ここを押さえないと、結果の受け取り方を間違えてしまうからです。

つまり今回は「ゼロから汚れたホイールを磨く」比較ではありません。すでにBMで仕上がっているホイールに対する、いわば仕上げ磨きの比較です。元の状態が良いぶん、どの研磨剤を使っても大きな差は出にくい条件だ、という点を頭に置いて読んでください。

使った3種類の研磨剤

今回使ったのは、ふだん使いのブルーマジックに加えて、マザーズ(Mothers マグ&アルミポリッシュ)オートソル(AUTOSOL メタルポリッシュ ナチュラル/75ml)の2種です。マザーズは練り状(クリーム状)、オートソルはチューブ入りのペーストです。なお今回のオートソルは「ナチュラル」版で、メーカーが低臭・無臭タイプとうたっているものです(標準版とは別物なので、匂いが気になる方は「ナチュラル」を選んでください)。

マザーズ マグ&アルミポリッシュの容器
マザーズ(Mothers)
オートソル メタルポリッシュ ナチュラルのチューブ
オートソル(AUTOSOL)

磨き方は、右後輪のホイールをオートソル左後輪をマザーズで磨きました。さらにそれぞれのホイールの穴と穴の間の一部分だけ、ブルーマジック単独で磨いたスポットを作って、BMとの違いも見られるようにしています。

オートソルで磨く(右後輪ホイール)

右後輪のホイールはオートソルで磨きました。使用量はマザーズより少し多め(2倍くらい)、力加減はマザーズよりは入れたが、ブルーマジックほどは入れていない、という中間の感じです。

使ってみての第一印象は、今まで使った中で一番硬い練り具合。チューブから少し出しづらかったです。ただ、いざ磨き始めると伸びには不満はありませんでした。磨いた後がこちらです。写真では分かりにくいのですが、磨く前にあったうっすらした白ぼけが取れました

オートソルで磨く前の右後輪ホイール
磨く前
オートソルで磨いた後の右後輪ホイール。白ぼけが取れている
オートソルで磨いた後
写真をよく見ると、磨いた面に細かいスリ傷(渦巻き状のくもり)が残っているのが分かると思います。これは今回の研磨剤でついたものではなく、長年くり返し手磨きしてきた下地のキズです。仕上げ磨き用の研磨剤(オートソル・マザーズ・BMいずれも)では消えない深さのもので、これはどの剤で磨いても同じように残ります。今回はその下地の上での「仕上げ磨き比べ」だと思って見てください。

オートソルの使用感

同じホイールのBM単独スポット(右後輪)

右後輪ホイールの穴と穴の間の一部分だけ、ブルーマジック単独で磨いたスポットがこちらです。写真の赤い枠で囲んだ部分がその範囲になります。オートソルで磨いた面と並べて見ても、仕上がりのツヤに大きな差は感じませんでした。なお写真では分かりにくいのですが、目視ではこの枠の中にうっすら残っていた白いくすみが、磨いた後にはきれいに取れていました。

ブルーマジックで磨く前の右後輪ホイールの穴と穴の間。うっすら白くぼやけている
磨く前
右後輪ホイールの穴と穴の間を、ブルーマジック単独で磨いたスポットのアップ。鏡面に映り込みが出ている
ブルーマジックで磨いた後

マザーズで磨く(左後輪)

左後輪のホイールはマザーズで磨きました。マザーズは説明書きに「少量で」とあったので、その通り米粒2〜3粒ほどのごく少量を取り、軽い力で磨きました。少量でもよく伸びてくれて、作業はとてもラクでした。

磨いた後がこちらです。写真では分かりにくいのですが、磨く前にあったうっすらした白ぼけが取れました

マザーズで磨く前の左後輪ホイール
磨く前
マザーズで磨いた後の左後輪ホイール。白ぼけが取れている
マザーズで磨いた後

マザーズの使用感

なお左後輪でも、マザーズで磨いた面の隣にブルーマジック単独で磨いたスポットを同じように作ってみました。こちらもマザーズとツヤの差はほぼ感じず、右後輪(オートソル側)と同じ結果でした。つまりBMは、オートソル・マザーズのどちらと並べてもツヤは互角だった、というのが今回の手応えです。

3種を並べた比較表

今回の使用感を表にまとめます。くり返しになりますが、力加減や使用量を完全には揃えていないので、汚れ落ちの順位はつけていません。

マザーズ(左後輪)オートソル(右後輪)
仕上がりのツヤ互角互角(写真・目視とも差なし)
作業時間(片輪)約30分約30分
使用量ごく少量(米粒2〜3粒)マザーズの約2倍
力加減一番軽い中間
練りの硬さ普通一番硬い・チューブから出しづらい(伸びは良好)
拭き取りさっと取れるさっと取れる(つけすぎると拭き残しの可能性)
汚れ落ち感力加減を揃えていないため優劣はつけられない/作業が一番ラクなのはマザーズ
匂い少し匂いありあまり感じず
BM単独スポットBMとツヤ互角BMとツヤ互角

正直な結論

今回いちばん伝えたいのはここです。

先週ブルーマジックで水研ぎ済みのホイールに対しては、マザーズ・オートソル・ブルーマジックの3種とも、仕上がりのツヤは互角でした。写真でも目視でも、はっきりした差は出ていません。「どれが一番光るか」を期待していた方には拍子抜けかもしれませんが、これが正直なところです。

では差はどこに出たかというと、ツヤではなく「使い心地」でした。具体的には、使用量・力加減・練りの硬さ・匂い・拭き取りといった部分です。その中で、作業が一番ラクだったのはマザーズ。少量・軽い力で済むので、何本も磨くなら効いてくる差だと思います。

汚れ落ちについては、今回オートソルが一番落ちた感触はありました。ただオートソルはマザーズより力をかけており、使用量も多めだったので、これを「オートソルが優れている」とは言い切れません。条件を揃えていない以上、ここで順位はつけない、というのが誠実だと考えています。

最後に一つ。この記事のタイトル「マザーズ・オートソルはブルーマジックより光るのか?」への私なりの答えは、「今回の条件では、どれも互角だった」です。だから「これが正解」という一本はありません。使用量・力加減・匂い・入手のしやすさなど、自分のスタイルや環境に合う一本を選ぶのが一番だと思います。私はたまたま今、ブルーマジックが自分に合っているので使い続けていますが、それを読者の方に押し付けるつもりはありません。あなたが使っていて気持ちよく磨ける一本が、あなたにとってのベストです。

どれを選べばいい?(使い心地で選ぶなら)

仕上がりのツヤは3種とも互角でした。なので選ぶなら「効果の優劣」ではなく「使い心地・好み」で。今回の体験から、こんな向き・不向きがありました。

※どれも「効果の優劣」ではなく、作業のしやすさ・好みの差です。ツヤ自体はどれを選んでも互角でした。

マザーズ・オートソルはどこで買える?

どちらもカー用品店やホームセンター、通販などで入手できます。マザーズは練り状(クリーム状)、オートソルはチューブ入りのペーストで、容量や形状が違うので、使う頻度や用途で選ぶとよいと思います。

参考までに、今回使ったものに近い商品の楽天市場リンクを載せておきます。オートソルは標準版ではなく「ナチュラル」版です(匂いが気になる方はこちら)。価格・送料・在庫は変動するので、最新は各ページでご確認ください。

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ふだん私が使っているブルーマジック(BM500)の価格や買える場所については、ブルーマジック(BM500)の価格と買える場所まとめに詳しくまとめています。

この体験の限界・前提

まとめQ&A

Q1. マザーズ・オートソル・ブルーマジックで仕上がりのツヤに差は出た?
A. 今回の条件(先週BMで水研ぎ済みのホイール)では、3種とも仕上がりのツヤに目立った差は出ませんでした。写真でも目視でもほとんど見分けがつきません。元々BMで仕上がっているホイールへの仕上げ磨きなので、どれを使っても大きくは変わらない、というのが正直な感想です。
Q2. 汚れ落ちは3種でどれが一番良かった?
A. 力加減・使用量を揃えていないので、汚れ落ちの優劣は正直つけられません。今回はオートソルが一番落ちた感触がありましたが、オートソルはマザーズより力をかけ、使用量も多めだったため、製品の性能差とは言い切れません。条件を揃えていない以上、順位はつけない、というのが誠実なところです。
Q3. 作業が一番ラクだったのはどれ?
A. マザーズでした。説明書き通りに米粒2〜3粒ほどのごく少量で、軽い力でも伸びてくれます。オートソルは練りが一番硬く、チューブから少し出しづらいものの、伸び自体は良好でした。ブルーマジックは今回3種の中で一番力を入れて磨きました。
Q4. オートソルを使うときの注意点は?
A. つけすぎると拭き残しが出ることがあります。使用量を欲張らず、少量で磨くのがおすすめです。拭き取り自体はマザーズ・オートソルともさっと拭き取れて問題ありませんでした。
Q5. 匂いの違いはあった?
A. 私が使った感覚では、マザーズは独特の匂いが少しあり、オートソルはあまり匂いを感じませんでした。ただし匂いの感じ方には個人差がありますし、私自身いろいろな研磨剤を使っているので、あくまで個人の感想として受け取ってください。匂いは商品選びの決め手になるほどの差ではありません。

この記事を書いた人

現役トラックドライバー。トラック運転歴20年(うち大型車8年)。新車納車から2年半、自分の車両のアルミホイール磨きを2〜4ヶ月に1回のペースで続けています(累計で10回前後)。プロの磨き屋ではなく、自分でやってきた現場目線で、買う前に知りたい情報(値段・道具・かかる時間・限界)をまとめています。

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