📝 この記事を書いた理由
「ブルーマジックって、もうある程度綺麗なホイールに使う意味あるの?」と気になっていました。普段から手入れされていて、ピカールで一度しっかり下地が作られたホイール。そこにブルーマジックを重ねたら、仕上がりはどう変わるのか。別の同僚の協力で、その様子を画像に残せたので共有します。
※この記事で言う「検証」は、研究室での厳密な検証ではありません。現役トラックドライバーが現場で実際に磨いて、本当のところどうなのかを自分の手で確かめる、という意味の検証です。
- 下地ができたホイールにブルーマジックを重ねると、近づいた時のくすみがもう一段取れて映り込みがはっきりする
- ただし、この仕上がりの7〜8割は別の同僚の日常磨きとピカール水研ぎで作られた下地のおかげ
- ブルーマジックの役割は仕上げの2〜3割という感触。BMだけでここまで仕上がる訳ではない
- 磨きは一回で完結する話ではなく、下地と継続の積み上げがそのまま結果になる
※逆に長期間ノーメンテのホイールにブルーマジック単独で挑むとどうなるかは、同僚のホイールでの記録にまとめています。
日々の業務をこなしながら車両を綺麗に保っているトラックドライバーの皆さま、いつもお疲れ様です。
このホイールを磨かせてもらった経緯
今回のホイールは、同じ職場の別の同僚が普段から自分で手入れしているトラックの車両です。本人は普段からピカールを使ってホイールを直接磨いており、加えて1ヶ月前にピカールで水研ぎ磨きをしたばかりという状態でした。
パッと見では十分綺麗で、私が「これ以上やる必要あるの?」と感じるほどの仕上がりです。ただ、近づいて覗き込むと、自分の顔がぼやけて白くくすんで写るのが分かりました。そこから先、ブルーマジックでもう一段やらせてもらえないかと頼んで、本人の了承をもらって実施したのが今回の作業です。
ホイール磨きの経験を積み上げてきたご本人に、その手入れの上にもう一手だけ乗せさせてもらった、というのが今回の位置付けになります。
条件・環境
| 車両 | 別の同僚が乗務するトラック(6輪) |
|---|---|
| ホイール下地状態 | 普段からピカール直接磨きを実施 + 1ヶ月前にピカール水研ぎ磨き済み |
| 今回使った磨き剤 | ブルーマジック(BM500)のみ(ピカール未使用) |
| 磨き箇所 | 右前→右中→右後→左前→左中→左後 の計6箇所 |
| 作業時間(実作業) | 1ホイールあたり30〜40分 |
| 下準備 | 各ホイールを軽く拭いてから磨き開始 |
※使った道具の詳細は道具一式の記事にまとめています。
撮影条件について
比較写真は、できるだけ同じ位置・同じ距離・同じ角度で撮影するよう意識しました。ただし、6箇所を順に作業しているため、太陽光の角度や周囲の写り込みは時間ごとに少しずつ変わっています。
そのため、写真同士の比較は「目安として」見てください。
磨き前後の比較(正面写真6箇所)
磨き手順は、右前→右中→右後→左前→左中→左後 の順番です。それぞれのホイールについて、磨く前と磨いた後を並べます。
右前
右中
右後
左前
左中
左後
斜め上から見た仕上がり
正面写真だけだと反射が分かりにくいので、磨き終わったホイールを斜め上からも撮影しました。光の入り方で映り込みの様子が見えると思います。
右前(斜め上から)
右中(斜め上から)
右後(斜め上から)
左前(斜め上から)
左中(斜め上から)
左後(斜め上から)
作業を終えた別の同僚の言葉
6輪磨き終わったホイールを見て、本人は「ピカピカになりましたね」と言ってくれました。短い言葉でしたが、自分のホイールに手をかけてきた人の口から出た言葉なので、嬉しかったです。
この体験で私が感じたこと
正直に書くと、この仕上がりはブルーマジックの手柄ではないと思っています。
別の同僚が普段からピカールでホイールを磨き続けてきたこと。そして1ヶ月前にピカールで水研ぎ磨きまでしていたこと。この下地で7〜8割は仕上がっていた状態に、私がブルーマジックで残りの表面のくすみを取らせてもらった——感覚的にはそんな配分です。
もし同じホイールが2年5ヶ月手入れされずに放置されていたら、ブルーマジックだけでここまでは絶対にいきません。実際、長期間ノーメンテのホイールにBM単独で挑んだ別の記録では、白サビが薄く残りました(別記事に詳しく書いています)。
つまり、ブルーマジックがすごいというよりも、別の同僚が積み上げてきた下地の上だからこそ、BMが仕上げの一手として効いた、というのが今回の正直なところです。
読者の方へお伝えしたいこと
私自身が現場で磨いてきた感覚としては、磨きは下地と継続が本質だと感じています。一回で鏡面まで持っていける方法も世の中にはあるのかもしれませんが、少なくとも今回の仕上がりは、別の同僚が積み上げてきた下地があってこそでした。
一回で完璧に仕上げるのは難しい。けれど、不定期でも続けて磨いていけば、それが積み上がって今回のような下地になります。そこに最後の一手として磨き剤を乗せる——この順番だと思います。
磨き剤ひとつの力でここまで来た、とは私には言い切れません。下地と継続があってこそ、最後に乗せた磨き剤が活きる——今回の作業を通じて改めてそう感じました。
この体験の限界・前提
- 1台の車両、1回の体験である — 他の車両、別の日に同じ結果になる保証はありません
- 別の同僚の磨き履歴は本人からの聞き取り — ピカールの使用頻度や水研ぎの工程は実測ではありません
- 使用前後のダスター撮影はしていない — ダスターの汚れ方による磨き剤比較は別記事に集約しています
- 撮影は朝から夕方まで断続的に行ったため光線条件が一定でない — 写真同士の比較は目安として見てください
- 「BMだけでここまでになる」とは言えない — 下地があってこその仕上がりです